葉酸欠乏 神経障害

葉酸欠乏による神経障害とは、神経管閉鎖障害という病気のことを
指しているんだそうです。

この病気は、脳や脊髄を作る元になる神経管の一部が塞がってしまい、
脳や脊髄が正しく成長できなくなる病気だそうですが、塞がった場所に
よって障害の現れ方が異なるそうです。

神経管の上部が塞がると「無脳症」を発症するそうです。
神経管から脳が正常に作られないため、胎児期は成長を続けますが、
最終的には流産や死産となってしまうそうです。

一方、神経管の下部が塞がると「二分脊椎症」を発症するそうです。
脊髄や脊柱の一部が分断されるため、脳からの指令が体の下側に
伝達されなくなるんですって。
脊髄が分断された場所によって症状が異なるので、どのような障害が
現れるのかは、生まれるまでわからないそうですが、一般的には
歩行障害や運動障害、排尿・排便障害、性機能障害などが起きるそうです。

葉酸が欠乏すると、こんなに怖い病気のリスクが高まるんですね。

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葉酸欠乏 血小板

血小板減少症とは、文字通り血小板の数が少なくなってしまう
病気だそうです。1マイクロリットルの血液には15万～35万個の
血小板が含まれているそうですが、この数が2万～3万以下に
減少すると、小さな傷からも出血を起こしやすくなり、1万以下に
なると傷がなくても出血するようになり、非常に危険な状態に
なるんですって。

そんな怖い血小板減少症ですが、色々ある原因の内の１つが
巨赤芽球性貧血によるものなんだそうです。巨赤芽球性貧血と
いえば、ビタミンB12や葉酸の欠乏で起こる悪性の貧血である
ことが知られています。

悪性貧血の症状があり、さらに血液検査上で、血小板減少も
現れてきた場合には、巨赤芽球性貧血の末期症状だといえるん
ですって。

このような危険な状態にならないようにするためにもやはり葉酸の
摂取はしっかりとしておきたいですね。

タグ：欠乏 血小板 葉酸

葉酸欠乏 貧血

一般的な貧血は、鉄分の不足から起きるのですが、葉酸の不足から起きる
別の貧血もあるんですって。そして、そちらは悪性の貧血なんだそうです。
症状自体は、どちらもそれほど差はないみたいですね。

もし妊婦さんが葉酸欠乏状態になると、胎児に先天性神経管欠損症などの
病気のリスクが高まるんですって。ですから、もし妊婦さんで貧血の症状が
起きた場合は、普通の貧血だと安易に考えない方がよいそうです。

妊婦さんで、もし貧血症状が起きた時は、葉酸欠乏のサインかもしれないので
胎児に先天性神経管欠損症を防ぐためにも、すぐに病院を受診した方が
よいそうですよ。間違っても、普通の貧血だとたかをくくって、鉄分の補充を
するなどということがないようにしてくださいね。

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